2020年12月13日日曜日

明暗に潜む赤い目



実は今年も2回、高知に行く事ができました。


1回目は8月頭だったかな、その時初めて泳いでるアカメやチェイスしてくるアカメに遭遇する事ができました。


日中、満潮から下げのタイミング、湾からの水が外に出てカレントが出来る場所。

ちょっとしたヨレにk9をアプローチ...


すると突然、ぶわっ!とルアーに鼻ツラツラまで寄って来るメーター軽くありそうなアカメ。

最初は何か少しルアーの下にある?影?とほんの少しの違和感、すると突然現れた真っ暗で紫色に光るアカメ に全身が震えて鳥肌が立ったのを今でも覚えてる。


他にも前回釣った干潮になるとそこだけ水深がある場所、ふと覗くとまたとてつもなくデカいアカメとメーター前後のアカメが2匹、計3匹が立ち泳ぎしてる!


しかもこいつは何故かピンク...謎。

ルアーを倒すとチェイス、が喰うような感じでは無い、けど、これはこれで心臓バクバクになった。



今年1回目のアカメ釣行は、過去1番の収穫を得た釣行になっただけに翌月に迫ってたGT遠征が少し行くのが嫌になってた。


アカメに行きたくて行きたくて仕方なくなってるとなんとGT遠征日前後が大型台風に挟まれ延期に。

持ってるのか持ってないのか...笑

  

どっちにしろGT遠征が無くなった、これ行くしか無い!!と思い気付くとそこは市街を流れる高知の川のほとりでした←


前回行った時に手応えがありそうだったポイントに入りその時を待つ...

1時間、2時間、、狙いの時間が過ぎて気付けば夜明け、もしかしたらあっさり食っちゃうんじゃ...なんて思ってましたがそんな事一切ありませんでした。


結局次の日の夜、目論んでいた予定は全て潰れまた0スタート。

昼間のうちに見ていた所を数ヵ所回るも餌すら居ない、そのまま本流に到着し今まであまり打つことの無かったど定番の橋脚の明暗部。

人のプレッシャーや今まで来た時は雨の影響でゴミが多く岸から明暗部を狙う事が出来なかったが、今回はゴミも少なく狙えそうだ。

ふと通りかかったこの橋の明暗部が何か気になった。

釣れると言うイメージが無かったが潮上の明暗部は一緒に行っていた弟に譲り、自分は潮下に入る。

これが結果的に良かった。

実は潮は上流から下流ではなく、たまたま下流から上流に流れてた。

なので自分が潮上アプローチに


明暗外にk9を着水させ暗部に入れていく、30メートル先のルアーがギリギリ見えるか見えないかのレンジを左右左右...


ゴンッ!!ロッドを叩かれたようなバイト!それと同時に水面をエラ洗いして暴れる魚!

アカメだ!


足場が高くランディングが難しいポイント、魚を弱らせ足元の冠水植物に魚を置いて慌ててフィッシュグリップを持って魚の元へ


横たわるアカメの口をボガで掴み、雄叫び1発、しゃー!!!











1年ぶりのアカメ、相変わらずたまらなくカッコいい。



写真では分からないがリーダーがルアー1つ分くらいアカメの歯でズタボロ、たぶんルアーを頭から丸呑みにしたんだと思う。



こんなマイナーなポイントでもタイミング次第で反応があっさり返ってくる事が分かった。 


当たり前なんですが、魚はやっぱり素直。

けど、自分の中でこの魚のイメージが本当に難しくどんどんどんどんややこしい考え方になってました。
けど、この1匹で釣れてくれたおかげでもっと楽に楽しく狙っていけそうな感じがしました。



これでまた1つ次回への楽しみが増えました。



次は寒い時期に行ってみたいもんです。






2020年12月12日土曜日

花の木。



今年2度目の九州釣行!完全に九州が大好きになりつつある。

 

GOTOの恩恵を受け、サンフラワーに車を積んで六甲アイランドから大分へ向かい長崎は平戸へ。










車いっぱいの荷物は自分達の欲望の表れである。笑

ちなみに値段は2人で往復5万いかないくらい(車5m未満)なので1人2万ちょい


今回は地磯メインの釣行に、天気は低気圧の影響で風速10メートル以上うねりも大きく雰囲気は最高にいい、が、めちゃくちゃ危険な状況。

 

潮もまだ上げが残っていてまだうねりも上がって来そう、沖合いは海鳥達が飛び回り水面付近をハマチの大群が泳ぎまくってる。

まだまだこれから魚は釣れそうでしたが命を優先しエリア移動、初日は魚を釣ることを諦め入れるエリア、釣りができそうなエリアを探しその日は終了。


翌日、少しうねりも落ち初日反応が良かったポイントへ

開始早々魚からの反応が!これは期待できる!!


餌を追ってるシイラを発見、潮上にキャストしスキッピングするとガツガツなんども食ってきた!

そのままロッドを脇挟みでやり取り、抵抗する事なくあっさり寄ってきたがここからが地獄だった、うねりは落ちてたもののギリギリ届くかの長さのギャフでギャフ打ちするのが大変だななんのって...笑

なんとかギャフ打ち成功しキャッチしたシイラはメーターオーバーの雌でした。














初めてのショアシイラに自然と最高の笑顔に


少しするとまたうねりが強くなってきた、しっかり操作出来るルアーがどんどん限られてくる、リーダーもドンドン短くなり気付けば1ヒロ半。

 

強風はやはりショートリーダーじゃないとしんどい、臨機応変、より快適に。


ロングリーダーはナノダックス

ショートリーダーはオーシャンレコード


結局最後までストレスなく使えたルアーはナパーム、ダーター形状のカップと170ミリとは思えない飛距離、

pe6号+オーシャンレコード150を1ヒロ半にナパーム170、これに落ち着きこれ以外投げる選択肢が無くずっと投げてた。


すると、うねりが重なり見えにくかったが水面下を泳ぐナパームにデカい魚が襲いかかってきた


最初は横っ走り、シイラか?寄ってくる?

いや、手前に走りながら潜ってる、平政や!体力がまだ十分の状態で足元勝負!

ガンガンに絞り込まれる100sxh!やっぱ平政は引く!しんどい!笑

タイミングを見計らい同行者にギャフ打ってもらいランディング!!

渾身のガッツポーズと握手!!

最高の瞬間です。



97/7k


やはり、ギンバル無しは地獄だ。

これから絶対付けてる時に来て欲しい...



どんな状況でもしっかり使えるルアーを何個持ってるかで取れる数確実に変わってくる。

ルアーがいっぱいあって損は無いと思います、重いし、使えこなせてなんぼですが



それからさらにプチ時合い!ハマチやヒラマサ、さらにスマが連チャン!!


こっちのハマチは異様に肥えてる!全部こんなんです。


それと今回苦戦してなんとか釣れたヒラスズキ。


風、潮を使い仕掛けていく中々テクいこの釣り、この釣り上手いってだけでその人のレベルが分かっちゃいそうなカテゴリーの釣りやなと改めて再認識。


この釣りモノにしたい!!


どんなけプラグ投げても反応無いのにワーム入れると一撃なのが悔しくて悔しくて...



来年の目標は10キロの平政もですが、年間50匹ヒラスズキを釣る!これに決まりです。


そんなこんなで毎回楽しませてくれる九州に感謝。

県外の人間が行っても笑顔で、いらっしゃい!と出迎えてくれる喫茶店のおっちゃん!また来年も花の木定食食べに行きます!!







URADO DREAM